警察からの再三の指導にも関わらず無視し続け違法接待を繰り返していたアニメやゲームをテーマにしたカラオケ・コスプレバーを経営していた男が逮捕されたそうです。
最初に言っておきますがコスプレは悪くないです!
コスプレなどのサブカルなら”いけるでしょ?”と安易に考えられた結果、いきなり摘発され社員やバイトの人達が路頭に迷っているという迷惑極まりない現実を引き起こしたことに問題があります。
■ナメられるコスプレなどのサブカル業界
今回の摘発と逮捕の容疑は風営法違反だったそうです。
コスプレをしたアルバイトの女性スタッフにカウンター越しに接待をさせていた。
要はオタク向けの普通のカラオケを装ってガールズバーをやっていたということですね。
引用元 http://www.sankei.com/west/news/170823/wst1708230002-n1.html
“特定の客と長時間談笑すれば風営法の許可が必要な「接待」に当たるなどと店側を指導したが、従わなかったとして経営者の男(39)の逮捕に踏み切った。ミナミや日本橋界隈(かいわい)で同様のバーやメイドカフェなど計26店を経営し、〝サブカル飲食業界〟では有名な「やり手」だったという男。驕(おご)れる者は久しからず-。摘発後、男が手がけた多くの店は閉店や休業に追い込まれた。”
【ナスカグループ】
関西では有名なサブカル店を多数経営していたグループだそうです。
ここで問題なのはオタク向けのサブカル系なら警察も目を瞑るだろう。
とか、オタク相手にこうゆうコンセプトバーしておけば儲かるだろうとか、コスプレ着れるなら時給安くてもいいだろう。
人気アニメやゲームの衣装やグッズを同人活動と称して作って売りさばいてもいいだろう。
なんていうコスプレを始めとしたサブカル業界がナメられてるという部分かなと思います。
■窮屈なのは面白くないけど無法地帯はイメージが悪すぎる
コスプレや同人活動がルールでがっつり縛られたらそれこそ一気に自由がなくなりつまらなくなると思います。
そこはやんわりと許してくれている作者やメーカーなどの版権元に感謝をしなければなりません。
しかし今回のようなケースでは見せしめの意味が非常に強く、コスプレを始めとしたサブカル違法ビジネスに対しての警笛だと思われます。
きちんと境界線を引かれた上で遊べるようになれば、サブカルのサブが取れジャパニーズカルチャーとなり、もっと搾取されなくなったり堂々とコスプレして稼いでます!
なんて言える日がきっと来ると思います。
■まとめ
何事も調子に乗ったらダメってことですね。
コスプレイヤーとしても恋愛でも仕事でも人生でも上手く行ってる時って自分の時代が来たと思って調子に乗っちゃって脇が甘くなるけど、そんな時ほど謙虚に周り見ながらケアすることが大切ですね!
今回の事件で世間一般イメージはまたコスプレを悪く思うのかもしれません。(コスプレ自体は関係ないのにメディアはそうやってスケープゴートを探したがる)
突然クビになってしまったコスプレイヤーさん。
突然取引が終わってしまった食材や飲料などの卸業者さん。
突然家賃収入が入らなくなった各種ビルオーナー。
そんな輩と取引をしてしまっていた本人達が甘いのかもしれませんが、そこまで調べるのは正直無理ですよねぇ…。
こうなってしまうと本当に色々な人が迷惑するのでコスプレを含むサブカル市場がもっと健全になることを願っています。